ランドローバー ディスカバリー3 イモビコイル破損修理


おはようございます。秋田イモビサービスの鎌田です。

この時期になるとインフルエンザの予防接種に行くのですが、先月忙しくて行けずにいました。

そろそろ行かないとと思い、近くの病院に電話すると今日明日に在庫が無くなってもおかしくないという事でしたので、急遽行ってきました。

個人事業で仕事をしていると怪我や病気のリクスはなるべく減らしたいと思います。(仕事休むと単純に収入が無くなりますので。)

コロナも早くワクチンが摂取できるようになって欲しいものですね。

 

さて、今回は遠方の個人のお客様からのご依頼です。

「ディスカバリー3のキーケース交換を行ったところ、基板上の部品を破損させてしまいました。エンジンが掛からなくなってしまったのですが、修理できますか?」

お客様は当方のブログを見て全く同じだと思い連絡したとの事です。

なんだか年に1回はこの話が来ますね。

現物見ないと判断が出来ませんので、キーを送って頂くことしました。


送って頂いたキーの基盤です。

以前作業したのと同様、イモビライザーのトランスポンダーコイル部分が破損しています。

イモビのデータを読めるかチェックしましたが、読めません。

このディスカバリー3のシェル(ケース)は、よくボタン部分に穴が空きます。

そこで、社外品でシェルが売っているので交換しようとするのですが、非分解式になっているので壊して開けるしかありません。

しかし、それが結構力のいる作業でして、ちょうど力を掛けられる部分にトランスポンダーコイルがあります。

勢い余ってトランスポンダーコイルが破損という事になるようです。

そうなると、イモビのデータのやり取りが車両側と出来ませんので、エンジンが掛からなくなります。

基盤をチェックすると他には破損が無いようでした。

リモコンの電波も問題なく出ているようです。

いつも通り、代替えのトランスポンダーコイルを付けます。

サイズが若干異なるので少し手間取りますが何とか付けます。


トランスポンダーコイルを付けた後は、問題なくイモビのデータが読めるようになりました。

後はシェルに収めて返送して動作チェックして頂きます。

後日、お客様からエンジン始動したとのご連絡を頂きました。

それを聞くまで仕事が終わった気がしませんからね。

お客様、ご依頼ありがとうございました!

 

ディスカバリー3のトランスポンダーコイル破損、基盤の状態にもよりますが、修理できる可能性があります。

お困りでしたら、ご連絡下さい。

 

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